TREMORO

アウトドアが好きな夫婦による縦走登山、ロングハイキング、自転車旅などの旅ログ記録

【日帰り旅行】エラワンの滝 (Erawan Falls) その1

登山のお師匠であるパツキンさんが、仕事と偽ってタイに遊びにきてくれました。

 バンコク市内の観光だけでは味気ないし 、どうせならタイの自然を知ってもらいたいと思い、タイ人スタッフからお薦めされていた、バンコクから日帰りで楽しめるエラワン国立公園の「エラワンの滝」を見にいくことにしました。

 
エラワンの滝までの詳細なアクセス方法は下記を参照下さい。
 
南バスターミナル内でカンチャナブリ行きのバスチケット売り場を探していると、「カンチャナブリ?エラワン?」とバス会社関係者っぽいおじさんに声をかけられ、「カンチャナブリバスターミナルまで●バーツ」「もうすぐ出発しちゃうから早くチケット買って乗って」と、やや強引にすぐ横に止めてあるミニバスに乗車するように勧められました。

もう少し快適な大型バスを想像してたけど、金額も事前に調べた金額と同額だし、できるだけ早い時間にエラワン入りしたかったので、待ち時間無しですぐに出発できるのは正直ありがたい。
ということで、チケットを購入し、いざミニバスに乗り込もうとしたら…あれ、一番後ろの1席しか空いてないような。
座るとこないよー、と運転手に伝えると、ここに座ればいいと、指差した場所は運転席と助手席の間のスペース。
 
・・・まじか。
拒否できそうな雰囲気ではなかったので、パツキンさんには一番後ろの席に座ってもらい、私がこの席に座ることにしました。
 
シートベルトなし、足を伸ばすスペースなし、掴まるものもなし。
座席も硬く、明らかにこのスペースは本来人が座る場所じゃないのことが、座った瞬間に分かりました。
 
それに追い打ちをかけるように、運転手の運転は粗い。
 
走行中は激しく前後左右に揺れ、掴まるところのない私は全身に力をいれて堪えていましたが、
もし急ブレーキでも踏まれてたら、確実にフロントガラスに顔面から突っ込んでいて、病院送りになっていたでしょう。
そんな、いつ事故に巻き込まれるか分からない恐怖と戦っている私なんか気にも留めず、ミニバスはカンチャナブリバスターミナルに着くまで、強引な車線変更を繰り返し、挙げ句の果てには歩道らしき側道をマリオカートかってぐらいショートカットする始末で、今回は何事もなく無事終点まで行くことができましたが、ミニバスの事故はタイでは日常茶飯事らしいので、できればミニバスへの乗車は止めたほうがいいです。
 
南バスターミナルを出発して2時間半ほどでカンチャナブリバスターミナルに到着します。次に、ここからエラワン国立公園行きのバスに乗り換えます。
ターミナル内にいる係の人に聞けば、エラワン行きのバスの乗り場と次の発車時間を教えてもらえます。
 

エラワン行きであることを全面に押し出した素晴らしい面構えのバス。
冷房設備のない古いタイプのバスであるが、窓を全開にしてあるので、走行中はちょっと強めの風が吹き込み、暑いとは感じませんでした。ただ、やや土埃っぽい。

カンチャナブリバスターミナルから約1時間でエラワン国立公園の入園ゲートに着き、そこで公園の管理人がバスに乗り込んでくるので、彼に入園料(外国人は1人300THB)を支払いました。

そこからしばらくすると、終点のエラワン国立公園の駐車場に着きます。

バンコクを出発してから約4時間、ようやくエラワンの滝の玄関口に着きました。
座り過ぎてお尻が痛かったが、トレッキングが始まればそんなものは気にしなくなるだろう。
 
 
<その2へ続く>