【参考】エラワンの滝へのアクセス方法
バンコクからエラワンの滝への行き方を色々と調べたので、まとめてみました。
1. 車(レンタカー)
自分の車かレンタカーを利用して自走で現地に向かう方法になります。ここでは旅行客目線に合わせ、レンタカー利用について話を進めて行きます。
国際免許をもっていれば旅行客でもタイで運転はできますが、ここタイでの運転は日本とは比にならないほど事故リスクが高いです。海外旅行者の交通事故も頻繁にニュースで取り上げられていますし、腕に自信があったとしても自ら運転するのは極力避けたほうがよいと思います。
幸いにも、運転手付きレンタカーサービスが豊富にあり、グループで利用すれば1人当たりの費用も低く抑えられるので、時間に縛られず好き勝手に旅行をしたい人は、こちらのサービスをお薦めします。
所要時間や費用
バンコク中心地からエラワンの滝近くの駐車場までは、高速道路はなく、約200キロの下道をひたすら走ることになります。渋滞に巻き込まれなければ、少し寄り道したとしても、片道約3~4時間は要すると見込んだ方が良いでしょう。
例えば、基本料金:1,500 THB / 8時間、延長料金:150 THB / 1時間の 運転手付きセダンタイプのレンタカーを3人で利用した場合、利用時間がおおよそ9時間(片道3時間、エラワン国立公園の滞在時間3時間と想定)で、1,650 THB、これにガソリン代を加えると、移動にかかる総費用は2600 THB(1人あたり約866 THB)ぐらいになると予想できます。
2. バス
タイには日本のように郊外各地にアクセスできる電車は存在しません。(むしろあれだけの路線を配置しているのは、世界を見渡しても日本だけと思った方がよい。)その代わり、大小さまざまな路線バスが走っており、これを利用すればエラワン国立公園へ行くことができます。特に大型の路線バスにはちゃんと時刻表があり、のんびりとした国ではあるが、比較的それに従って運行しています。
まずは南バスターミナルからエラワン国立公園方面に向かうバスに乗ります。
南バスターミナルについたら、カンチャナブリ・バスターミナル行きのバスに乗ります。
チケット売り場の人に行き先を伝えると、どのバスに乗ればいいか教えてくれますが、バスではなくミニバンに案内されることもあります。ミニバンでも行けるのですが、やや事故リスクが高いので、安全快適を求めるならバスを選択したほうがよいでしょう。なお、大型バスの時刻表はこちらから確認できます。
終点のカンチャナブリ・バスターミナルに到着したなら、次はエラワンの滝行きのバスに乗ります。もしタイミングよく次出発のバスが停留していれば、どれがエラワンの滝行きのバスかがわかると思います。
50~60分置きに発車しているので、発車まで時間に余裕があれば、先にチケットを購入し、近くのカフェやレストランで小休憩を挟むとよいでしょう。なお、このバスは冷房が付いていない古めのバスで、座席にクッションが無い場合もあるので、多少の覚悟は必要かなと思います。
このバスに乗れば、終点のエラワンの滝まで行くことができます。
所要時間や費用
南バスターミナルからカンチャナブリ・バスターミナルまでは2~2.5時間ほどの乗車時間になります。乗車料金は、バスのランクによって金額が異なりますが、77~99THBになります。
カンチャナブリ・バスターミナルからエラワンの滝までは、乗車時1.5〜2時間ほど。乗車料金は、45THBになります。また、エラワン国立公園の入園口を通過する際に、管理局のスタッフがバスに乗り込んできます。入園料を徴収していきますので、外国人は300THBを支払う必要があります。
なお、エラワンからカンチャナブリ・ターミナルに戻るバスについては、本数もそこまで多くないため、何時の便に乗るかを意識して、トレッキングをしたほうがいいです。最終便に乗り遅れるとシャレになりませんから。(その場合は、タクシーを手配してもらうしか方法はないと思います。)
3. タクシー
バンコクからエラワンの滝までタクシーを利用して行く方法ですが、タクシー料金が安いタイとはいえ、片道3〜4時間かかる距離となると、そこそこ高額になります。そもそも、手を上げて捕まえたタクシーが、エラワンまで連れて行ってくれるとは考えられません。つまり、この場合のタクシーは、事前に予約してチャーターするタクシーを意味します。
2人以上でエラワンに行きたいけど、運転できる人はいない、時刻表にスケジュールを左右されるのは嫌、かつ、時間を節約できるならばお金を出しても良い、という方に向いてる方法だと思います。
所要時間や費用
バンコクからエラワンの滝までの所要時間は、レンタカーと同じ片道約3~4時間になります。寄り道しなければ2.5時間でも行けそうです。料金は、セダンタイプならば、片道2,000THB、往復3,000THB、ミニバンタイプならば、片道3,200THB、往復3,500THBになりますが、宿泊しているホテルや空港までの送迎などのオプションをつけるともう少し料金が上がるようです。こちらのサイトに情報がまとまっているので、詳細を知りたい方はご参照ください。
しかし、ミニバンタイプの片道と往復の料金が300THBしか変わらないのはなぜだ?往復パッケージにしたほうが片道あたりの料金が安くなる、いわゆるボリュームディスカウントであることは理解できるのだが、にしてもディスカウントし過ぎでしょう。Ah...Amazing Thailand…